♡ポケ勢の東大生男子とデートした話♡
本日10月24日は僕の誕生日です。おめでとうございます。
ごきげんよう。ptrstです。
唐突だが、僕みたいな所謂「非モテ」に相当する男性なら一度は思ったことがあると思う。
「俺が女だったら女の子がいなくて困ってる男の子と一緒にデートしてあげるのにな〜」
もちろん僕も毎秒のように思っていたのだが、どういうわけか、ある日僕は女の子になってしまい、またツイッターにてポケモンGOデートを求めている男性を発見してしまったため、やるべきことをやってきた次第である。幸福なのは義務なんです。
デートに誘う
まずは、世界一秀逸な出会い系サイトであるところのツイッターで、女の子に飢えている男性に声を掛ける。
自撮りを送ります
@UDON_OC_bot pic.twitter.com/x0DkO9PM81
— ptrst (@ptrst102) 2016年7月24日
即パコ
ハイパー・恋愛ツールであるところのツイッターにおいては、男性を自撮りで殴れば全員死ぬのである。それが顔を隠した男の自撮りであってもね。
今回僕の標的になったうい(@UDON_OC_bot)君は日本の最高学府であるところの東京大学に通う学生(僕も東大生*1だから東大カップルだね♡)で、東大ゲー研所属でポケモンが強い。
なんとポケモンの世界大会に出場する程の強者であるが、「オタク男子と掛けまして、単位と解きます。その心は、どちらも簡単に落とせるでしょう」というわけで、ポケモン男子を狙う女子の皆さんは参考にして下さい。
デート(ポケモンセンター編)
デートの約束を取り付けてから約3ヶ月後の10月23日にデートに行った。女装するときは基本厚着(肩幅等を誤魔化すため)なので、夏に女装デートするのは馬鹿。二十歳最後の思い出が同性とデートとは…
ポケモンオタクは機運厨なのでデートすら無計画。とりあえず何かあるやろのノリで池袋に行き、とりあえず何かあるやろのノリでポケモンセンターメガトウキョーに向かった(二人ともポケモンオタクだね)。彼女持ちの皆さんは真似しないでね。
ポケモンセンターのあるサンシャインに向かうと、なんとシャドウバースの全国大会(RAGE)をやっているではないか。ツイッターで話題になっていたし、観覧料無料だし、ケルベロスのコスプレイヤーさんがセクシーなので見に行こうということになった。が、シャドウバースオタクの群がり方が完全にポケモンオフと同じ雰囲気で、僕が3秒でギブアップして退散。どうしてオタクの大会はどの競技も同じ雰囲気になるんでしょうか。時間がかみ合わなかったため、コスプレイヤーさんは見れず。
○ングル厨もえっちコスプレイヤーさんを配置してくれれば参加費3000円でも許されそう
そのままポケモンセンターに向かって、うい君がピカチュウのポーチとか買ってた。かわいい///
うい「マルチバトルの猫の手ダクホはメタればなんとかなる」
ptrst「東大ゲー研はマルチバトルも盛んらしいね」
うい「ラム持ちで対策したつもりになっているときんちょうかんペルシアンでラム無効にされる」
ptrst「ペルシアンのテクニめざ氷で霊獣ランドロス殺せるのかな」
うい「きんちょうかんじゃないのがバレるの弱くない?」
うい「カラマネロだ」
ptrst「カラマネロ好きなの?シンプルビーム?」
うい「いや味方であまえる打つ。トリル下でガルーラを起点にできる」
ptrst「威嚇にも強い」
うい「霊獣ランドロスのとんぼでめっちゃ減るからそれほどでもない」
ptrst「+1はたきおとすでランドロス落ちなそう」
ptrst「パチリスのグッズ売ってないなあ」
うい「パチリス、ジャンプフェスタのラティダブル用に育てた。」
ptrst「霊獣ランドロスが居なければパチリス強いと思う」
ポケ勢としては大変面白いお話が聞けたが、恋人と話したい話題ではない。
ツイッター上でイラストにもなっているポケ勢カップルだが、やはりクソで、彼氏及び彼女はポケモンをやっていない人にしようという教訓が得られますね(また、俺が全国ダブルの霊獣ランドロスに強い殺意を持っていることもわかる)
男オタクだらけのシャドウバース大会会場に対して、ポケモンセンターはギンガ団と女オタクさんに占拠されており、アカギ様の一挙一動にキャーキャーはしゃぐ女オタクさんの様子に偽女オタクの僕は着いていけず、マニューラを受け取って記念写真だけ撮って立ち去った。
デート(カラオケ編)
サンシャインを出るぼく「そうそう、俺カラオケ行きたいんだけど、流石に女装したままカラオケ屋の店員に話しかける勇気ないんだよね・・・一緒にイこ♡」
うい「店員に話しかけない店なら女装しながら行けるのか」
どうやら自分の感性が少しおかしくなってきていることを感じながらも、折角の機会なのでカラオケに行ってきました。歌広場って日曜日でも安いですね。
ガッチャマンを熱唱するぼく。手と選曲がゴツい
総評
実は、デートということで↑の写真の如く腕組んで歩いたのだが、正直ドキドキした♡池袋の街を歩く人々の95割は、明らかに変質ホモカップルである僕たちを気にすることなく、何かに追われるように(おっくせんまん)スタスタと歩き去って行った。
僕の女装がよほどうまくいっているのかとも思ったが、おそらくその可能性は低く(見た目以上に、俺の身長が女子としては明らかに高い)、うい君と討論した結果、ただ単に日本人が周りを見ていなさすぎなのでは、という結論に至った。
日本人は、とても自分勝手な民族で、自分に関係のない出来事には関心がありません。他所の地域や国で、たくさんの人々が災害や紛争で亡くなっていても、気にも留めません。はたして、日本国民のひとりとして、国際社会の一員として、これでいいのだろうか。
我々は勝手に、日本という国はとても治安が良い国というイメージを持っていますが、本当は我々が自分の関係ないところで起きている事件に気付いていない、もしくは気づかないフリをしているだけなのではないでしょうか。我々がこのような態度でいるうちは、日本という国から援助交際や、薬物乱用、そしていじめ。これらの、我々が抱えている社会問題を取り払うことはできないのではないかと思います。
ぼくたち「でもこれ東京だからってだけで、多分栃木県で同じことやったらみんなに凝視されるよね」
おわり。
追記:僕はゲイではありません。これだけははっきりと真実を伝えたかった
うい君に写真の使用料として1RTにつき1円要求されています